今日の大谷翔平は「打ちたい、打ちたい」が前に出すぎて投手にいいようにされていた。歯がゆいものだ。それに比べてダルビッシュは、と言いたくなる。

34歳だからもうベテランのうちである。
今季2試合目の登板。前回は、ブリュワーズ戦。4回6被安打0与四球1与死球5奪三振、自責点3で黒星。73球で降りていた。

今回は、ホームでのパイレーツ戦。ナ・リーグだが特例でDHありである。

Darvish0801


1球ごとに追いかけるの、2013年くらいからやっているが、ダルビッシュはいつの間にこんなに多彩なボールを投げるようになったのか、と思う。

4S 4シーム、SKシンカー、2種類のCTカッター、SLスライダー、Cカーブ、Kcナックルカーブ。

昔は、4シーム、2シーム、スライダー、カーブくらいだった。7種の球種のどれもが一級品で、どの球でもストライクが取れるのだ。 

1回、先頭のフレイジャーを歩かせ、ヒヤッとするがすぐにピックオフ。ピンチはそれくらいだった。

2回もモランを安打で出すが、後続を3者連続三振。

3回、4回は3者凡退。この間に味方が2点を取ってくれる。

5回は2死からタッカーに安打を打たれすぐに盗塁されるが、ダルビッシュは落ち着いてスタリングスを打ち取る。

6回は3者凡退。最後に投じた球が154.2㎞/h。ダルビッシュの知りにあたって遊撃前へ、投ゴロとなった。余力があったが86球で降りた。

アメリカでは「エースはシーズン1,2回は完封するもんだ」みたいなことは言わない。さっと交代した。

2試合10回で1与四球12奪三振。昨年から続く超絶の制球力は健在だ。


2007~2019の打者 vs 2020年の打者/10試合終了時打率比較・セ・リーグ

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