南海ホークス最後の年に台頭して、門田博光の後ろを打ったりした選手である。工藤公康監督の後任に名前が挙がっている。
天理高校時代は甲子園で活躍。1981年ドラフト4位で南海に入団。

キャリアSTATS
Fujimoto


ダイエーになってから中軸打者として岸川勝也や佐々木誠らと活躍したが、成績的にはそれほど大したものではなかった。

ダイエーになってからはひげを蓄えてユーモラスな風貌で人気があった。三塁を主に守ったが、1993年には一塁に転向。
打順は6番、思い出したように殊勲打を打つ選手だった印象。

ホークス一筋のように見られるが、キャリア最終年の途中にオリックスに移籍している。

オールスター出場なし。割と地味なキャリアSTATSだった。

引退後は九州で解説者を長く務めた。山本和範と同様、九州のファンを相手にしたローカルタレントになるかと思ったが、2011年にホークスにコーチとして復帰。

以後、1軍から3軍まで、いろいろなレベルでコーチや監督を務めた。

これは2016年、台湾でのウィンターリーグ。左端。ウェスタン・リーグの監督を務めた。吉田正尚が劇的な活躍をしたことで記憶に新しい。

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今年のウェスタン・リーグ。今年は二軍監督だった。マスクをして髪の毛を染めていたのでちょっとわかりにくくなっている。

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工藤監督の後任は小久保裕紀と言われていたが、驚きの人事ではある。しかし藤本が選ばれたのは「育成手腕」「人望」など、指導者としての本来の能力によるものだろう。

そういう意味ではオーソドックスな人事だと言えよう。今日はもう一つサプライズ人事のうわさが出たが、それはまた明日。


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