東スポ
「すごく中日が好きで愛着もあるし、中日で引退をしたいと今でも思っているし、前々から思っていた。その中で自分が望んでいる選択肢ではなくて『盛大なセレモニーはできない』と言われた。たとえ話だが、Tシャツやタオルや映像が流れて僕がマウンド付近で話をする、それが自分の中での最後かなって思っていたので。『日にちもないし、準備ができない』と。自分の17年の野球人生の最後としては違うのかなと感じたので、それが最後の(決定的な)理由にはなった」
この選手もギリギリ昭和生まれだが、こういう価値観の持ち主なのだろうか?
あのごてごて、くどくどした引退試合を「やってもらいたい」と球団に言ったうえで、報道陣にも訴えかけたわけだ。カラオケ好きなのかもしれないが、自己愛がおかしな方向に突出している。「恥」の感覚が違うのか、とも思う。

キャリアSTAS

Hirata Stats


大阪桐蔭出身の強打者としては、中村剛也、西岡剛に次ぐ世代。2つ下に中田翔。3つ下に浅村栄斗がいる。
高校屈指の強打者として1巡目で中日に入団。打撃センスは抜群と言われた。

中々一軍に定着できなかったが、9年目の2014年に規定打席に到達。翌年にはベストナインに選ばれる。
中日のスター選手の仲間入りをしたかと思えた。30歳の2018年には初めて3割を打ち、ゴールドグラブも受賞。
しかし故障が多いうえに好不調の波が大きくて中途半端な成績のままに30代半ばになっていた。

昨年は異型狭心症という病気も判明した。

本人も不本意な成績だろうが、恐らく中日ファンもフラストレーションがたまる選手ではあっただろう。

あのかっくんかっくんとした打撃フォームは独特だが、落合博満も高く評価していた。

トライアウトを受けるか、その前に移籍が決まるかはわからないが、ここからよほど活躍しないと「引退試合」をやってもらうのは無理だろう。

なぜこんな発言をしたのかよくわからないが、多くの人がかなりがっかりしたのではないか。

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