「東京五輪・サッカー男子・準決勝、日本0-1スペイン」(3日、埼玉スタジアム)
初の決勝進出を目指す日本は、延長後半に決定的な1点を奪われて敗れた。68年大会以来となる銅メダルを目指して、6日、メキシコとの3位決定戦に臨む。
延長後半10分、日本の左サイドを攻め込まれ、途中出場のマルコ・アセンシオが得意の左脚を振り抜き、カーブをかけた鋭いシュートを逆サイドに突き刺した。レアル・マドリード所属のオーバーエージ枠の選手に、決定的な仕事をされた。
主将として、守備の要として日本を支え続けたDF吉田は、試合を放送した日本テレビのインタビューに「相手も延長戦ってますし、ここまできたら、気持ちの問題だと思うので、あまり精神面を話すのは好きじゃないですけど、メダル取りたい気持ちが強い方が勝つと思う。最後メダリストになりたいです」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fc92693b04bff386627eda009a3ad1109ed7819
初の決勝進出を目指す日本は、延長後半に決定的な1点を奪われて敗れた。68年大会以来となる銅メダルを目指して、6日、メキシコとの3位決定戦に臨む。
延長後半10分、日本の左サイドを攻め込まれ、途中出場のマルコ・アセンシオが得意の左脚を振り抜き、カーブをかけた鋭いシュートを逆サイドに突き刺した。レアル・マドリード所属のオーバーエージ枠の選手に、決定的な仕事をされた。
主将として、守備の要として日本を支え続けたDF吉田は、試合を放送した日本テレビのインタビューに「相手も延長戦ってますし、ここまできたら、気持ちの問題だと思うので、あまり精神面を話すのは好きじゃないですけど、メダル取りたい気持ちが強い方が勝つと思う。最後メダリストになりたいです」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fc92693b04bff386627eda009a3ad1109ed7819
各選手の採点と寸評は以下の通り。
谷 晃生 7
フィードが安定しないところもあったものの、39分にミルと1対1となるも好守で防ぐ。後半にも敵9番の決定的なシュートを2本ブロックするなどビッグセーブを連発。
酒井宏樹 6.5
ダニ・オルモやククレジャとの1対1ではさすがの対応。専守防衛で、得意の攻め上がりはほとんど見られなかった。
吉田麻也 7
何度も水際で敵の攻撃を食い止め、一度はPKとなったスライディングも結果的にファインプレーとなった。
板倉 滉 6.5
出場停止の冨安の代役としてCBでプレー。空中戦でミルに負けたのは一度だけだったが、取り消されたとはいえ、PK判定に繋がったクリアミスはヒヤリとさせた。
中山雄太 6.5
細かいミスもあったが、名手オジャルサバルをうまく捕まえ、落ち着いたプレーで左サイドを死守した。
遠藤 航 7
ペドリには手を焼きながらも決定的な仕事をさせず、スペイン相手にも気の利いた守備は健在。前半の決定機など、ここぞという場面ではゴール前に顔を出しなど奮闘した。
田中 碧 6.5(118分OUT)
的確なプレスでピンチの芽を摘み、献身的に押し上げて攻撃陣をサポート。目立たなかったが、貢献度は高かった。
堂安 律 5.5(90分OUT)
カウンターや久保との連係で何とか状況を打開しようと試みる。後半立ち上がりにチャンスが到来したが、決めきれなかった。
久保建英 6(90分OUT)
前半は“第2の母国”に最も脅威を与える存在だった。疲れが見え始めた後半は、最後の局面での精度を欠いた。
旗手怜央 6.5(65分OUT)
3試合連続でスタメンを勝ち取る。相手の嫌なところに顔を出し、とりわけ後半は攻撃のアクセントになっていたが、やや疲れが見え始めた65分に交代となった。
林 大地 5.5(65分OUT)
スペインA代表でもレギュラークラスのCBコンビとやり合う。戦う姿勢は見られたが、52分のシュートは枠に収めたかった。
途中出場
相馬勇紀 6(65分IN)
旗手に代わって左サイドに投入。スピードを活かした縦への突破は効果をもたらしていた。
上田綺世 5.5(65分IN)
林と交代で1トップに入るも、なかなかボールが渡らず、持ち味を発揮できなかった。
三好康児 6(91分IN)
延長戦の頭から前田とともにピッチへ。得意のターンを披露も、その後のパスが敵に引っ掛かってしまった。111分の右足シュートは敵のブロックに阻まれた。
前田大然 5.5(91分IN)
堂安に代わって右サイドでプレー。中山のクロスに合わせた102分のヘッドは決めてほしかった。
橋岡大樹 ―(118分IN)
吉田をパワープレーで前線に上げるため、終了間際にCBに投入
監督
森保 一 6
大一番で左サイドに旗手、1トップには林を起用。前から“はめにいく”プレスでスペインに対抗し、押し込まれながら無失点で凌ぐ。65分に上田と相馬を投入し、延長戦では堂安と久保のダブルエースを下げて三好と前田に託す大胆な手を打ち、決定機を作り出したが、ゴールを割ることはできなかった。
【日本代表・総評】 5.5
初の決勝進出を目指し、大会直前のテストマッチ(1-1)でも対戦した優勝候補筆頭と再び相まみえた。立ち上がりからボールを支配されたものの、30分過ぎから徐々にチャンスが作れるようになる。ただ、いい時間帯にゴールは奪えず、後半の終盤は一方的に押し込まれる展開。GK谷の好セーブや吉田のブロックで凌いだが、スコアレスで突入した延長戦で、アセンシオのゴラッソに沈み、金メダルの夢が潰えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/108d10d245c940969d6d3bd6f64782164d5cb587
フィードが安定しないところもあったものの、39分にミルと1対1となるも好守で防ぐ。後半にも敵9番の決定的なシュートを2本ブロックするなどビッグセーブを連発。
酒井宏樹 6.5
ダニ・オルモやククレジャとの1対1ではさすがの対応。専守防衛で、得意の攻め上がりはほとんど見られなかった。
吉田麻也 7
何度も水際で敵の攻撃を食い止め、一度はPKとなったスライディングも結果的にファインプレーとなった。
板倉 滉 6.5
出場停止の冨安の代役としてCBでプレー。空中戦でミルに負けたのは一度だけだったが、取り消されたとはいえ、PK判定に繋がったクリアミスはヒヤリとさせた。
中山雄太 6.5
細かいミスもあったが、名手オジャルサバルをうまく捕まえ、落ち着いたプレーで左サイドを死守した。
遠藤 航 7
ペドリには手を焼きながらも決定的な仕事をさせず、スペイン相手にも気の利いた守備は健在。前半の決定機など、ここぞという場面ではゴール前に顔を出しなど奮闘した。
田中 碧 6.5(118分OUT)
的確なプレスでピンチの芽を摘み、献身的に押し上げて攻撃陣をサポート。目立たなかったが、貢献度は高かった。
堂安 律 5.5(90分OUT)
カウンターや久保との連係で何とか状況を打開しようと試みる。後半立ち上がりにチャンスが到来したが、決めきれなかった。
久保建英 6(90分OUT)
前半は“第2の母国”に最も脅威を与える存在だった。疲れが見え始めた後半は、最後の局面での精度を欠いた。
旗手怜央 6.5(65分OUT)
3試合連続でスタメンを勝ち取る。相手の嫌なところに顔を出し、とりわけ後半は攻撃のアクセントになっていたが、やや疲れが見え始めた65分に交代となった。
林 大地 5.5(65分OUT)
スペインA代表でもレギュラークラスのCBコンビとやり合う。戦う姿勢は見られたが、52分のシュートは枠に収めたかった。
途中出場
相馬勇紀 6(65分IN)
旗手に代わって左サイドに投入。スピードを活かした縦への突破は効果をもたらしていた。
上田綺世 5.5(65分IN)
林と交代で1トップに入るも、なかなかボールが渡らず、持ち味を発揮できなかった。
三好康児 6(91分IN)
延長戦の頭から前田とともにピッチへ。得意のターンを披露も、その後のパスが敵に引っ掛かってしまった。111分の右足シュートは敵のブロックに阻まれた。
前田大然 5.5(91分IN)
堂安に代わって右サイドでプレー。中山のクロスに合わせた102分のヘッドは決めてほしかった。
橋岡大樹 ―(118分IN)
吉田をパワープレーで前線に上げるため、終了間際にCBに投入
監督
森保 一 6
大一番で左サイドに旗手、1トップには林を起用。前から“はめにいく”プレスでスペインに対抗し、押し込まれながら無失点で凌ぐ。65分に上田と相馬を投入し、延長戦では堂安と久保のダブルエースを下げて三好と前田に託す大胆な手を打ち、決定機を作り出したが、ゴールを割ることはできなかった。
【日本代表・総評】 5.5
初の決勝進出を目指し、大会直前のテストマッチ(1-1)でも対戦した優勝候補筆頭と再び相まみえた。立ち上がりからボールを支配されたものの、30分過ぎから徐々にチャンスが作れるようになる。ただ、いい時間帯にゴールは奪えず、後半の終盤は一方的に押し込まれる展開。GK谷の好セーブや吉田のブロックで凌いだが、スコアレスで突入した延長戦で、アセンシオのゴラッソに沈み、金メダルの夢が潰えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/108d10d245c940969d6d3bd6f64782164d5cb587
低い位置でパンチングするから怖いんだけど。
でも、谷君に相当助けられてるね。
失点はしょうがない。