大学時代の思い出。
俺は4年間、京都で大学生活を過ごした。
毎日同級生たちと大学生活を楽しんでいましたが、その中でも特に気が合っていたのは、SとN美だった。

Sは真面目で優しいタイプ、N美は明るくボーイッシュなタイプ。
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3人とも田舎出身でアパート暮らしだったし、本当に気が合ったから、ほとんど毎日顔を合わせていて色んな所にも一緒に行った。
お酒は強い方ではなかったけど、皆楽しくなる方で、3人でよく飲んだ。
いつも仕切るのはN美で、黙って従うのはS。
「2人の性格が逆だったらいいのに」とよく話してた。

そんな生活が少し変わったのは3年生になった4月だった。
その日、Sはバイトだったと思うけど、俺の部屋でN美と2人で飲みながら話してたら、「雄二は私のこと女だと思ってる?」と聞いてきた。
N美はボーイッシュだけど顔はかなり美人、細いけど出るとこは出ててスタイルはバツグン、一緒にいると周りから羨望の目で見られるくらい。

俺「N美は男に産まれた方が良かったんじゃないの?w」

N美「本当に雄二は女心が分からないんだから。私、初めては雄二とって決めてるんだから」

告白されたその日、俺はN美と結ばれたが、Sのことが少し頭を過ぎった。

それから3人の関係は少し変わった。
俺はN美と2人だけで会うことが増え、3人で会って別れた後、またN美と会ったりした。
そんな時はSに申し訳ない気がした。

N美と関係ができて1月ほど経った夜、Sが来た。
そしてSから、俺のことがずっと好きだったと告白された。
N美とのことは構わないけど、俺とあまり会えなくなったことが辛いと言うのだ。

SはN美と背は同じくらいで、男の中では小柄なほう。
普段は意識してなかったけど、顔や性格は普通の女の子よりずっと可愛い。
Sに告白されて俺にも感じるものがあった。

(N美を抱くときにいつもSが頭を過るのは、俺もSのことを好きな気持ちがあったんだ)と思った。

泣きながら抱きついてきたSを抱き返し、熱いキスをした。
もちろん男同士でするのは初めての経験だったけど、燃え上がって最後はSの中でイッてしまった。
Sは改めて見ると本当に可愛い顔をしていた。
色白で女性的な体つきだけど、男性自身は普通の大きさで射精もした。
女との経験もあったようだけど、男を好きになったのは俺が初めてだと言った。

Sとの関係が始まって2週間くらいしてから、SとN美が一緒に来た。
俺はSとの肉体関係をN美に知られるのが嫌で別々に会うようにしていたので、3人一緒になるのは久しぶりだった。
そこでN美が言ったことは衝撃的だったけど、少しホッとした。

(これで好きなSとN美に隠し事をしなくて済むようになった)と。

俺とSの関係に気付いたN美は、Sを訪ねて相談した上で男と女の関係を持った。
これで、3人とも隠すことは何も無いのだから、元通り仲良く大学生活を楽しもうということになった。

久しぶりに3人でビールを飲み、正直に3人のセックスの話もした。
最初に服を脱いだのはやっぱりN美だった。
それから俺とSも脱いで、互いに裸を見せ合い、触りあった。
N美が決めた順番で入れることになった。
まず俺がN美に挿入、次にSがN美に挿入、次に俺がSに挿入した。
N美は俺とSの行為を見て素敵だと言ったが、かなり興奮したようで、次にSがN美に挿入したときに激しくイッていた。
Sも同時に果てた。

こうして、とにかく3人の新しい生活はスタートした。
それからは3人で旅行したりして楽しい学生生活を過ごした。
愛情と体力と時間があったので、飽きることなく快楽を追及した。
N美も俺もアナルで感じるようになったし、N美にSと2人同時に前後から入れたり、お尻で3人が繋がったり、考えられることは全部した気がする。

そんな楽しい3人一緒の生活に終わりが近づいた。
就職だ。
俺は最初に名古屋の大企業に就職が決まった。
Sは成績が良くて東京で公務員になることになった。
N美は成績も容姿も良かったのでどこでも行けたが、なかなか決めなかった。
最後に東京の小さな会社に決めたが、本当は3人一緒の生活を続けたかったようだ。
どうしても3人一緒がダメなら、どちらかの近くにしようと考えて悩んだようだ。

(公務員のSの方が生活も安定するだろうし、SはN美の言うことはなんでも聞いてくれるし、その方がN美にとって幸せだろう)

俺はそう思った。

最後にN美と熱いキスを交わした。
Sともキスをした、Sの涙が心に残った。

<後日談>
大学時代のことは過去のこととして仕事に励んでいたが、1年ほど後に東京出張があり、2人と久しぶりに会うことになった。
その頃、SとN美は一緒に暮らしていた。
2人のマンションで鍋料理を食べながら色々話したが、お互いの仕事の話が中心だった。
N美はショートカットのままだったが、少し女らしくなったような感じ。
Sは以前と変わってなかった。

お酒を飲みながらN美に、「今日抱いていいか?」と聞いたら、きっぱりと拒否された。

「もうあの頃には戻れないよ」と。

1年以上も前のことだから俺も忘れないとダメだなと思っていたら、N美が言った。

「今日はSを抱いてあげて。まだ雄二が忘れられないみたいだから」

俺がSを見ると、Sは下を向いて何も言わなかった。

風呂を浴びて布団に入ると、しばらくしてSが来た。
Sは黙って俺の唇を求め、それから俺のモノを口に含んだ。
昔の感覚が甦り、俺は夢中になってSを抱いた。
するとしばらくしてN美が入ってきて、「今日だけ、私も」と言って加わってきた。
それからは昔を思い出し、3人でセックスの限りを尽くした。